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2025.08.01

放置は危険!専門医が解説する睡眠時無呼吸症候群の症状と合併症リスク【北本市にお住いの方へ】

放置は危険!専門医が解説する睡眠時無呼吸症候群の症状と合併症リスク【北本市にお住いの方へ】

「いびきをかくのは昔からだから」

「日中眠いのは、疲れているだけだろう」

そのように考えて、睡眠時無呼吸症候群(SAS)のサインを見過ごしていませんか?

 

北本市にお住まいの皆さまへ。医師の立場から、はっきりとお伝えします。睡眠時無呼吸症候群の放置は、あなたの将来の健康を脅かす、危険な行為です。

 

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に呼吸が止まることで、体内の酸素濃度が著しく低下する病気です。これは、まるで毎晩、首を絞められているような状態を繰り返しているのと同じです。体、特に心臓と血管は、この酸欠状態から回復しようと働き、負担がかかり続けます。

 

この状態が長年続くと、どうなるでしょうか。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)を治療せずに放置した場合、以下のような命に関わる病気を発症するリスクが、健康な人に比べて格段に高まることが医学的に証明されています。

 

・高血圧: 2倍

・心筋梗塞・狭心症などの冠動脈疾患: 3倍

・脳卒中・脳梗塞: 4倍

・糖尿病の悪化や発症

これらは決して大げさな話ではありません。日中のつらい眠気は、交通事故のリスクを高めることも知られています。

 

しかし、過度に怖がる必要はありません。大切なのは、これらのリスクを正しく理解し、手遅れになる前に適切な対処を始めることで将来のリスクを大幅に減らすことができます。

 

桶川駅から徒歩3分と北本市からもアクセスしやすい当院では、睡眠時無呼吸症候群の精密な検査と、CPAP療法をはじめとする効果的な治療を行っています。適切な治療を開始すれば、これらの深刻な合併症リスクを大幅に下げ、安全で健康な毎日を取り戻すことが可能です。

 

「自分はまだ大丈夫」という根拠のない自信が、最も危険です。ご自身やご家族の将来のために、ぜひ一度、ご相談ください。

 

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